- 2020年11月7日
- 高円寺店
【iPhone修理】iPhoneSEの液晶不良とバッテリー交換
こんにちは
モバイル修理センター 高円寺店です。
モバイル修理センター高円寺店のブログでは主にiPhoneやスマホに関する修理風景を更新しています。
画面割れや液晶不良などがどのような流れで修理が行われているのか。
気になる方は是非ご覧ください!
iPhoneSEのバッテリー交換ののはずが・・
今回お預かりした端末を早速確認します・・
これは!?
液晶まで破損してますね・・・・・。
液晶不良については前回iPhoneXSで紹介しましたが、今回のケースは画面表示は問題なく画面割れの破損が重度なものになります。
バッテリー交換を行う際に画面を外す工程は必ず挟みます。そのため画面を開ける際に破損があると負荷を与えてしまい、画面の破損が広がってしまい場合によっては症状が悪化し液晶表示にも影響が・・。
今回はお客様にご承認いただき、画面とバッテリーの二箇所を交換しました。
修理工程
さっそく修理を始めます。
まずは画面を開けるのですが、iPhoneSE/iPhone5Sはホームボタンが本体と繋がっているので開けるときも断線しないよう注意します。
画面を外しました。
経年劣化もありますが、精密機器はどうしても埃だったりゴミが蓄積されます。
内部はクリーニングするとして、
これがホームボタンの受け側になります。細かいチップがたくさん並んでいますね。
分解時に気をつける点
今回も同じく
・画面を開ける際に中のケーブルを切らないこと
・ネジを外す際にネジの位置を記憶しておく、無理に力を入れてネジ穴を潰さない
・コネクタケーブルを外す際に接続部の基盤を傷つけないことなど沢山あります。
iPhone修理の上での基礎でもあります。力任せではなく、冷静にゆっくりと丁寧に・・。
分解するとこのようになります。
分解すると分かる破損具合・・、本体上部にも汚れがあるのでクリーニングします。
画面から部品を外してきます。
貫通してますね、画面が。水が入ったり、埃が入ったり、蓄積されると中々落ちにくいんですよね。
画面から部品を外しました。
・イヤースピーカー
・ホームボタン
・熱を抑えるヒートシンクプレート
・近接センサーなどこれらをすべて新しい画面へと移植していきます。
こんな感じで
あとは本体に接続するだけですが、先にバッテリー交換をしてしまいます。
iPhoneのバッテリー交換は2年が目安となっていますが、上手く使用されている方はもっと長持ちして使い続けることもできます。
今回ご依頼されたお客様も上手く使用されている方に該当しますね。iPhoneSEは発売されて既に4年近く経過しています。
いつバッテリーが切れて起動しなくなってもおかしくない状態だったと思います。
すべて組み上げて修理完了でございます!
画面が白いのは元々が白の画面だったからですね。こういった一度別の色に変えた画面も元の色に戻すこともできます!
バッテリーも交換しているのでこれからも使っていただけると幸いです。
まとめ
今回はiPhoneSEの液晶不良修理とバッテリー交換について紹介しました。
殆どバッテリー交換の工程はなかったですが・・・。
iPhoneは今や生活には欠かせない必需品になります。もしもの時に使えなかったり壊れている・・という状況は避けたいですね。もしご自分のiPhoneが液晶不良を起こしてしまったときは「モバイル修理センター高円寺店」へご相談くださいませ。