- 2022年1月31日
- 高円寺店
iPhone12・13限定でマスクを着けたままでもFace IDが使用可能に
こんにちは、モバイル修理センター高円寺店でございます。
先日iOS15.4ベータ1が提供をされその中の機能の一つとしてマスクを着けた状態でもFace IDが使用できる機能が追加されました。
しかしこの機能はこの機能はiPhone 12シリーズ(2020年発売)とiPhone 13シリーズ(2021年発売)に限られることが明らかとなりました。
ShrimpApplePro氏(@VNchocoTaco)によれば、iPhone12シリーズとiPhone13シリーズのTrueDepthカメラはそれ以前のモデルと比較し、顔認証時に認識できる角度が広くなっているとのことです。
またiPad側では(iPadOS 15.4ベータ1)、iPad Pro(2018)で本機能がサポートできないと検証されたと述べられています。具体的に言及はされていませんが、2019年以降のモデルでは利用可能になっている模様です。
アップルの説明では、マスクを着けた状態でFace ID認証するために「iPhoneは目の周りのユニークな(その人固有の)特徴」をスキャンしているとのことでした。
修理は可能なのか?
当店は修理業である為勿論Face IDに関する修理のお問い合わせをよくいただきます。
しかし基本的にはFace IDの機能を修理することは不可能です。実はFace IDの部品は本体とリンクしており交換をしても使用することができません。これはセキュリティに関する使用でなっております。
Appleに持ち込みをしても基本的には本体交換となるケースがほとんどだそうです。なので壊れないように慎重に取り扱いをするしかありません。
そのため今回はFace IDがどのような理由で故障するかお伝えして注意をして頂けたらと思います。
Face IDが故障する理由
その1、衝撃によるもの
FaceIDの故障で最も多い原因は、外部からの衝撃によるものです。
FaceIDが関わるカメラ部品は衝撃に弱いという特徴をもっています。
画面修理でご来店されるお客様の中でも、画面修理をする際に初めからFaceIDが使えなくなっている端末をよくいらっしゃいます。
その2、水没によるもの
外部からの水濡れにはそれなりに強くなってきているiPhoneですが、「フロントパネル上部にあるスピーカーの網目」から水が浸入するケースが多いようです。
この部分がちょうどFaceIDに関わる箇所の為、FaceIDが使えなくなる方が多発しています。
その3、システムによるエラー
iOSの不具合によるバグによって、FaceIDが使用出来なくなるとい不具合も存在します。
このシステムエラーは、いつ起こるのか全く予兆がなく、突然使えなくなります。
この症状の場合は、部品による故障ではないため、物理的な復旧が難しい可能性が高いです。
反対に、システムエラーを復旧させるには、Face IDをリセットを行ったり、強制再起動や初期化を行う方が有効です。
ソフトウェアのバグを改善させればFaceIDを復旧できる可能性があるため、このような状況でも諦めずにまずはご相談いただければと思います。
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