- 2021年2月26日
- 高円寺店
iPhoneは発火する可能性がある
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iPhoneは精密機器です。
生活では今や重宝されており、必需品とも言えますが使い方次第によっては危険が伴う場合もあります。
勿論まずそういうことは起こることはありませんが海外でのモバイルバッテリーの発火事件やスマートフォンの爆発など事実は存在しています。
2月25日、2019年秋に発生した火災事件について遺族が輸入元のアップルジャパン(東京)を相手取り、約1億4千万円の損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁に起こしました。
原因はiPhone??
遺族の弁護士によると火災事件は2019年の秋に愛知県にて発生しました。
2階建ての住宅が全焼し、就寝中の夫婦が亡くなりました。
消防などの調査によると、火元とみられる1階リビングの中央のこたつテーブルの下に、純正の充電器につながれたiPhoneがあった。消防の調査報告書は出火原因について「特定に至らず不明」としつつ、「携帯電話機からの出火の可能性が考えられる」と指摘しました。
充電のため「アイフォーンXR」を置いていたこたつテーブルと周辺のじゅうたんが焼失。こたつに布団は掛けておらず、コンセントは抜いてあったとのことです。アイフォーンは購入から約2週間で、死亡した女性が火災の1週間前から使用。充電器は純正品だったようです。
こたつはコンセントから抜かれていたのでこたつによる熱ではないとすれば、充電器あるいは配線関係の可能性もありそうです。
iPhoneの充電ケーブルは線が細く千切れやすかったり内部が剝き出しになりやすい作りをしています。1週間でまずそこまでボロボロになることはないですが、例えばたこ足配線だったり端末が過剰な熱を持っていると発火する可能性は高くなります。
被害者の遺族である原告側は、こたつはテーブルとして使用しており、布団もかかっておらず、電源コードも入っていなかったらしく原告側は「ほかに出火原因となり得る電気機器はなかった」などとして安全性を欠く欠陥があったと主張しています。
iPhone本体というよりはバッテリーの可能性が高いのではないかと個人的には思っています。
iPhoneに用いられているバッテリーはリチウムイオンバッテリーと呼ばれ、外部の圧や変形、熱を受けやすい特徴があります。
・圧をかける(端末を落とす、穴をあける、背面割れ、水没)
・高温の中で使っている(40°以上)
・バッテリーが膨張しているなど
これらはバッテリーに対して強い負荷を与えてしまうので発火や爆発の原因にも繋がります。
これが原因というのは挙げただけでは特定などできませんが、こたつテーブルにふとんがかかっている状態だと熱がこもりやすくなるので発火に繋がるかもしれませんがそれもなかったということなのでiPhone、充電器、ケーブルなどに問題があるとも考えられそうです。
原告の男性によると、アップル側からは「アイフォーンが原因ではない」と返答があったという。記者会見した原告側の石川真司弁護士は「全国で事故が相次いでおり、被害が社会に周知されていない。同種事故の予防をメーカーに訴えかける契機にしたい」と話していたそうです。
参考元:https://news.yahoo.co.jp/articles/17238aae7b1418551178ba6b076236cf91379b1c