- 2021年6月30日
- 高円寺店
バッテリーの持ちを悪くしてしまうNG行為とは
モバイル修理センター高円寺店です
モバイル修理センター高円寺店のブログではiPhoneやスマートフォンに関する情報や修理に関してを紹介しています。
iPhoneの修理で一番多いのがiPhoneの画面割れ・液晶不良ですが次いで多いのがiPhoneのバッテリー交換です。
バッテリーは消耗品のため、使えば使うほど元あった容量から減っていきます。
交換時期とされる目安は約2年~3年とされていますがそれよりも早く、1年も経たずに交換をするということも少なくありません。
もちろん使い方次第ですが同じiPhoneなのに減りが早くなるのはなぜか、今回はバッテリーの最大容量が減っていく仕組みを紹介します。
バッテリーには回数が決まっている?
iPhoneだけでなくリチウムイオンバッテリーは使えば使うほどへたり、最大容量も減っていきます。
これは「放充電の回数」が関係しています。
というのもバッテリーは元から使えるサイクルが決まっており、残量が減り充電をするを繰り返すことで元々の最大容量は減っていきます。
フル充電サイクルを500回繰り返した時iPhoneは本来の容量の最大80%を維持できるように設計されています。
残量が80%を切ると減る印象が多く感じる方もいるかと思います。
ここで重要なのはフル充電をした時のサイクル回数です。
フル充電サイクルは、、バッテリー容量の100%に相当する電力を使い切ったときに、1回とカウントします。単純な充電の回数とは違うので、その点に注意が必要です。
例を挙げると、
100%まで充電されているiPhoneを残り30%になるまで使用するとします、それをまた100%までフル充電をしてもこれは1回にカウントされません。
ここから更に70%になるまでiPhoneを使用した時、先ほどの30%が加算され
「合計:70%+30%=100%」のバッテリーを消費したことになり、フル充電サイクル1回を達成したとカウントされます。
まとめると
・合計が100%になるまでバッテリーを消費した状態が1カウントされる
・合計が100%超えない状態ではカウント1カウントされない
つまりiPhoneを充電するタイミングはいつでも大丈夫で、 「0%まで減ってから充電したほうが良い」なんてことはありませんので、お好きなときに充電できます。
バッテリーの寿命を縮めてしまう使い方
iPhoneを使用するにあたってフル充電サイクルの仕組みを理解するということはわかりました。ではiPhoneのバッテリーの寿命を早くしてしまう原因とは何なのでしょうか。
3つピックアップしてみました。
1:放電状態にしない
バッテリーの残量が0になると電源が落ちます。
その状態のまま長期間放置すると「過放電/重放電」という状態になりバッテリーに大きな負荷をかけてしまいます。
とはいえ100%状態のまま長期保存もよくはなく、完全に充電した状態で長期保管すると、バッテリーの容量の一部が失われ、駆動時間の短縮に繋がります。
残量50%がベストな状態と言われています。
2:充電をしたままの寝落ち
iPhoneを充電器に挿して寝るという方は非常に多いかと思います。
電源アダプターを繋いだままにしていると「満充電保存」という状態になり、バッテリーの劣化の原因となります、充電が完了したら基本的には充電器から外すようにしましょう。
それでも明日使うし…という方もいるかと思います。
充電するタイミングは、バッテリー残量がいくつであっても関係ありません。たとえば80%の状態からでも充電してOKですので、バッテリー切れが怖い人はコマメな充電を心がけましょう。
また「設定」アプリを開き、「バッテリー」→「バッテリーの状態」から「バッテリー充電の最適化」をオンにしておけば80%を超える充電を予め控えるように働いてくれる機能があります。
3:気温の変化
これから夏になりますが、iPhoneだけでなくApple製品デバイスには適正な温度があります。
0~35度とされており、最適は16度~22度、35度を超える0度を下回るとデバイスの駆動時間が通常よりも短くなってしまいます。
寒い日や暑い日に操作が重たくなり、バッテリーが異常に早く減るのはこれが原因です。なるべく適正温度を維持できるようにするbことがバッテリーを長持ちさせるコツになります。
参考
https://news.yahoo.co.jp/articles/5be1e6b458308aa97391396d036ccc5bd36ead56