- 2021年4月3日
- 高円寺店
『iPhone』充電したまま寝る危険性
モバイル修理センター高円寺店です
モバイル修理センター高円寺店のブログではiPhone・スマートフォンに関する情報や修理などを紹介しています。
iPhoneはとても便利ではありますが、同時に危険が及ぶリスクも持ち合わせています。iPhoneに搭載されているリチウムイオンバッテリーはとても繊細なため発火する危険性があります。とはいえ余程のことでない限りまずそういうことはないのですが、本体以外でも発火の危険性があるようです。
今回は実際に行ったiPhoneのアクセサリーの発火事件を紹介します。
就寝中に充電ケーブルが発火
皆さんはiPhoneを寝る前に充電しておきますか?
それとも充電状態にしたまま就寝しますか?
イギリスのバーミンガムに住む17歳の女性が顔に火傷を負う事件が発生しました。女性は事件が起きる前からiPhoneを充電状態のまま就寝していました。
事件が起きた当日も同じようにベッドに横になると、充電状態のiPhoneを枕元に置いたまま就寝したようです。
しかし女性が深夜にふと目を覚ますと、目の前でオレンジ色の炎が上がっていたようです。女性は慌ててベッドから飛び出し、母親を呼んで早い段階で火を止め大事にならなかったようです。しかし、女性の頬には火傷の跡が残っていました。
Appleの純正が推奨されているが…
今回の事件は充電ケーブルが発火によるものでした。枕元に置いてたのもあり女性の火傷も近かったために起こっています。
実際サードパーティーの安価な充電ケーブルが漏電し、大きな事故に繋がってしまう事件は世界中で起きています。
類似した事件では、就寝中に充電中のスマートフォンが突如爆発し亡くなったという大事件もあります。
劣化した充電ケーブルや質の劣った充電ケーブルを使うと、給電電圧が不安定になり端末内部のチップが損傷したり、充電回路にダメージが蓄積されたりするため、少なくないスマートフォンメーカーが認定品(AppleならMFi認証)を使うよう推奨しています。
しかし今回の事件にあった女性はこう述べていました。
「
私のベッドと毛布は燃えて、顔も火傷してしまった。この充電器は安物じゃないの。Appleの純正品なのよ」
女性は自身のFacebookで「スマートフォンを充電する時は、必ず気に留めてほしい」と述べ、日付を跨いで充電したまま就寝することの危険性を訴えました。「誰の身にも起き得るし、もっと酷い事態になったかもしれないと注意して欲しい」
取材に対し、Appleはスポークスマンを通じ「我々は消費者の安全にはとても気を使っている。すでに該当の消費者と連絡を取り、調査中だ」とコメントしています。
参考元:https://www.dailymail.co.uk/news/article-9397099/Girl-17-left-burns-face-iPhone-charger-burst-flames.html