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  • 2021年2月4日
  • 高円寺店

復旧キーを使用するメリットとは

モバイル修理センター高円寺店です。モバイル修理センター高円寺店のブログではiPhone修理やシステムなどのお役立ち情報などを紹介しています。

iPhoneはパスワードを設定することで外部からの不正なアクセスや第三者に開けられる問題を解決してきました。

iPhone~6まではパスコード、6s~8は指紋認証機能を搭載しよりパスコード無しでより簡単かつさらに強力に、そしてXシリーズ以降はFaceIDを搭載し顔だけでiPhoneを開けるようになりました。本人認証によってパスコードの手間が必要なくなりましたが、入力を促される場面がゼロになったわけではありません。

iPhoneを再起動したときにはパスコードを要求されますし、購入直後のiPhoneをセットアップするときには、iCloudへサインインするためにApple IDのパスワードを入力する必要があります。こういった場面に遭遇した際にパスコードを忘れているという事態が少なくありません。パスコードが入力できなければ本人証明ができないのでiPhoneも使えなくるという状況に。

このようなもしもの時のために「復旧キー」があります。どんなメリットがあるのでしょうか。

 

復旧キー作成のメリットはあるのか

 

 

結論から申し上げますとまず復旧キー自体あまり大きなメリットはありません。

 

 

 

復旧キーは2ファクタ認証が有効なApple IDのパスワードを忘れたときに備える手段です。メリットとしてはiPhoneがランダムに生成したこの28字の文字列を保管しておけば、Apple IDのパスワードを安全にリセットできます。結局のところ記憶しておかないと意味はないですが…。

更に、パスコードで保護されている信頼済みのデバイス(ほかのiPhoneやiPad、Macなど)があれば、iCloudの画面から「パスワードの変更」をタップすると、Apple IDのパスワードをリセットできます。家族や友人のiPhoneがiOS 12以降で、「Appleサポート」アプリがインストールされていれば、そこからApple IDのパスワードをリセットすることもできます。

復旧キーを生成すると、前述した方法でのパスワードのリセットは無効になります。復旧キーでパスワードをリセットする場合には、信頼済みのApple製デバイスと電話番号(Apple ID作成時に登録した電話番号)が必要になるうえ、大文字小文字の違いを含め28字の復旧キーを正確に入力しなければなりません。

 

そこまで重要性はない?

前述したように復旧キーと信頼済みのApple製デバイス・電話番号がわからなくなると、Apple IDのパスワードをリセットする手段が完全に失われます。セキュリティ的にはやや見劣りするものの、いざとなれば家族や友人のiPhoneを使ってパスワードをリセットできる方が28文字も記憶するより簡単です。そういえばこんな機能があったなと記憶程度にとどめて置くぐらいで丁度いい機能になります。

 

 

 

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