- 2020年12月11日
- 高円寺店
【iOS14.2】古い機種でアップデートするとバッテリー消耗が早くなる?!
モバイル修理センター高円寺店です。モバイル修理センター高円寺店のブログではiPhone修理やシステムなどのお役立ち情報などを紹介しています。
現在一部のユーザーの間でiPhoneのバッテリー消耗の不具合が騒がれています。Apple DeveloperフォーラムとRedditなどの投稿では今回の問題はiOS14.2にアップデートしたことによることが原因ではないかと相次いでいる状況です。度々問題視されているiPhoneのバッテリー消耗問題ですが、今回は一体何が原因なのでしょうか。
不具合発生は古いiPhoneが原因か
iOSを新しくバージョンアップすると、更新の際に大きな負担がバッテリーにかかります。新しい機能や大掛かりなアップデートはより更新量が多い分負担も大きく、アプリなどもそれに合わせて自動的に更新されるので熱を持ったり、バッテリーの減りにも影響が出てきます。Appleのフォーラムやネット掲示板などに投稿された内容では、バッテリーの消耗が激しい、いつもよりも充電に時間がかかるとの問題などが上がっています。中には30分で満充電の状態から残量50%まで減ってしまうとの報告や、普通に数分使用しただけで5%も残量が減るとの報告もあるようです。アップデートをするとバッテリーの減り早くなるのはだいぶ前から上がっていますが、バッテリー残量が一定の数字を維持したあとに急激に減少する、iPhoneを再起動すると突如バッテリー残量が増えるといった報告も少なくないことから、ソフトウェアの問題ではないかと考えられています。これらは前のOSでも発生しており、新しいiPhoneに向けてのアップデートのため、旧機種になるほど負担も大きいと思われます。
特に影響を受けているのは、iOS14.2を搭載したiPhone XS、iPhone7、iPhone6S、iPhone SEなどの比較的古いiPhoneです。びっくりたのがiPhoneXSです、確かに2世代前にはなりますがバッテリーの容量やスペックも比較的高い機種です。しかし、iPhone12シリーズでもバッテリーの消耗が早いという問題が上がっているためあまり関係ないのかもしれません。
解決策はあるのか
アップデート後によるバッテリー消耗問題は声が大きいほどAppleは対応しています。システムのバグや不具合などは新しいバージョンに修正プログラムが含まれていることが殆どです。iOS14.3が近いうちにリリースされる予定とのことなので今回のバッテリー消耗を修正するプログラムが含まれているかもしれません。Appleが今回の問題をどのように受け止めているのか、具体的な解決策などはあるのか期待がかかります。
またアップデートの注意点として容量の空きを多めに確保することを推奨しています。
これはモバイル修理センター高円寺店での推奨ですが、空き容量が少ない状態がダメ理由としては、アップデートは最大でも4GBは削ることになるので容量がいっぱいの状態でのアップデートはシステムトラブルに繋がりかねないからです。実際に残り少ない容量で自動バージョンアップデートされたiPhoneは殆どの確率でリンゴループになっています。容量MAX使用でのリンゴループはリセットすることでしか解決できないのでデータを諦めなければいけなくなります。くれぐれも容量を使いすぎないようご注意ください。