- 2021年4月1日
- 高円寺店
iOS14.5以降はバッテリー機能再調整がされる?
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今春に配信予定のiOS14.5ですが、現在開発者向けにベータ版のテストデータが配信されています。ベータ版はあくまでもテスト段階であり、決定版ではないため機能が新しく追加されたりします。
今回iPhone 11、iPhone 11 Pro/Pro Maxでのバッテリー状態の予測が精度を欠いていることを再調整する仕組みが導入されると明らかとなりました。
iPhone11シリーズバッテリーの状態報告システムは正確ではなかった
一部のiPhone 11シリーズで確認されたバッテリーの状態報告システムが精度を欠いている症状に対処し、最大バッテリー容量やピークパフォーマンス性能を再調整する、という内容になっています。これは他情報サイトやアップル公式でも既に公開されています。
iPhoneにはバッテリーがどれくらい電力を消費したのか、どのアプリが一番多く使っているのか分析できる機能があります。
バッテリー自体の現在最大容量やピークパフォーマンスの性能なども確認できるようになっていますが、一部のiPhone11シリーズではこの機能の精度が正確ではないようです。
このバグが引き起こす具体的な症状としては、「バッテリー消耗が想定外に速い」ことや、「ピークパフォーマンス性能が低下する」点が報告されています。ただし原因としては、バッテリーの状態報告が正確ではないだけで、実際のバッテリー状態に問題があるわけではない、とのことです。
これは良くも悪くも実際の細かい数値は正確ではないので実際より劣化しているというケースもあります。
つまり正常なバッテリーにもかかわらず「劣化などの問題がある」と誤認識された結果、ピークパフォーマンスが(予期せぬシャットダウンを防ぐため)意図的に抑えられて低速化するなどの症状を招いている、というわけです。
メッセージ表記が追加される
今回の仕組みが導入されると、「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態」にメッセージが表示されるようになるそうです。
。最大容量とピークパフォーマンス性能の再調整は数週間かかる場合もあり、「バッテリーが劣化している」とのメッセージが誤っていた場合は削除されると述べられています。
そして再調整が完了すると、最大容量とピークパフォーマンス性能も更新(ただし再調整が完了するまでは変化しません)。プロセスの完了は、再調整のメッセージが削除されることで分かるとされています。
ただしごく一部では、再調整しても上手く行かず、バッテリーの修理サービスを案内するメッセージが新たに表示される場合もあるとのこと。そのときはアップルの正規サービスプロバイダでバッテリーを無償で交換すれば、最大限のパフォーマンスや容量を取り戻すことができます。
参考元:https://japanese.engadget.com/ios145-iphone11-battery-health-bugfix-070022985.html